カナダ

OECD"Education at a Glance"各年度版ほかより作成した、52ヶ国とOECD平均・合計の高等教育進学率・高等教育費の対ＧＤＰ・政府支出比率、公費負担比率の推移です。 カナダの進学率は毎年の詳しい変化は不明であるが、90年代中盤におよそ5割に達しているため、現在も5割以上の進学率を保っていると考えられる。カナダでは政府支出に対する高等教育公的支出の割合が比較的高く、OECD比でも一時2％程度と高い公費負担が特徴であり、現在も1.5%程度となっている。一方で私費負担が増大しており、公費負担の割合は90年代初頭の8〜9割あったが、2000年代には5割強となっている。カナダは公費負担を維持しつつも、私費負担の増加によって高等教育費の増大を図っているといえよう。 エクセルデータ ＧＩＦデータ