ポルトガル

OECD"Education at a Glance"各年度版ほかより作成した、52ヶ国とOECD平均・合計の高等教育進学率・高等教育費の対ＧＤＰ・政府支出比率、公費負担比率の推移です。 ポルトガルは進学率が不明であるが、80〜90年代に公費負担が漸増しおおむね1％ほどで落ち着いている。私費負担は1998年からやや増加し、2005年には一気に拡大した。理由は不明であり、2006年以降の動向が注目される。なお、授業料は2003年には米ドル換算で868ドルだった（OECD 2006）が、2008-09年のコインブラ大学（公立研究大学）Ph.Dコースは2750ユーロ（1918ドル）となっており（University of Coimbra 2008）、学部でも同程度の授業料となっていれば授業料値上げによる私費負担の拡大が進んだ可能性がある。 エクセルデータ ＧＩＦデータ